非常事態宣言の解除を見込み、6月第1週の面接日時と対面での面接を指示されている企業があるという報告を、複数の学生から受けました。
いずれの会社も間違いなく日本を代表する企業のひとつで、さらに私が知る範囲では、絶対に窓が開くとは思えない超高層ビルの中に本社事務所を構えています。
非常事態宣言が解除されて以降は、もうそんなことは別に気にするべきことではないのかもしれません。
もしかしたら超広大な会議室があって、そこで面接を実施するため、いわゆる三密的な心配は全く不要なのかもしれません。
そういうことなんでしょうか。
「対面で面接できないために生じる採用リスクを、まだ社員ですらない学生にリスクとして背負わせ、命で払わせる会社ってヤバくない?」
という話ではないかと私は感じます。
まだ社員ですらない学生にリスクを背負わせる企業ですから、社員にはもちろんのことリスクを背負わせることでしょう。
そのリスクがどのような種類のものなのか。
とほほ過ぎて語る気もおきません。その本当の意味に学生が気づいてくれることを祈るばかりです。
私に相談をしてきた学生たちも不安を口にし、「オンライン(面接)に変わらないかな」と願っているとのこと。
売り手市場ならなんでもアリアリなんでしょうか。とても悲しい一日でした。
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本日2020年5月25日(月)、残る1都1道3県に対して発せられていた非常事態宣言が解除されました。
初めて4月7日(火)に7都府県に対して発令されて以降、おおよそ1ヶ月半に渡る国家規模の自宅警備業務もといSTAY HOME活動でぼろぼろになった社会活動を元に戻すべく、私たち日本人は持ち前の勤勉さで猛然と闘いを挑むことでしょう。
がんばろう日本! がんばろう世界! がんばろう就活生!