ZoomやSkype、Microsoft TeamsにGoogle Meet,Google ハングアウト,Messenger Rooms,Webex Meetings、そしてインタビューメーカーにV-CUBE,HARUTAKA,FaceHub,playse …
大学のキャリアセンターのキャリアアドバイザーとしては、主にZoomでオンラインキャリア相談を受けてきました。
就活生が受けるオンライン面接(web面接)の場合、面接時に利用するシステムは企業からの指定で一方的に決まることがほとんどのため、初めて経験するシステムを指定された場合、上手く使いこなせるかどうか,ちゃんと接続できるかどうか不安を感じてしまうことがあります。
その就活生の不安解消を兼ねて、可能な範囲で指定されたオンライン会議システムに切り替えてオンライン相談を続け、予行演習をしてきました。
オンライン面接の場合
使用するシステムごとに特別な対応は必要か?
その結果として感じている事は、各システムごとに操作感や使用感の差はあるものの、面接を受ける立場としては、就活生がそのシステムの場合にのみ気をつけなければならない点はないという結論に達しました。
※※※オンライン面接を受ける場合に共通して気をつけるべきこと※※※はありますが、それ以外には、自分自身をしっかり伝えるという面接の本質があるだけです。
唯一気をつけた方がよいかもしれないと感じるのは以下の1点のみ。
普段から仲間内のコミュニケーションに利用しているシステム、例えばzoomやSkypeの場合など、既に名前やアイコンを設定してしまっているために、
名前にニックネームや趣味の活動で使うハンドルネームなどを付けている
アイコンに思い切り趣味に振った画像(アイドルやアニメキャラクタなど)を設定している
これらのことがある場合は、あらかじめ就活の面接の場に相応しいものに変えておく必要があると感じます。
厚生労働省が定める「公正な採用選考の基本」には「応募者の適性・能力とは関係ない事柄で採否を決定しない」と定められていて、公序良俗に反するものでもない限り、どのような名前でアイコンであれ、採用選考には影響を及ぼさないハズです。
でもそれはあくまでも「ハズ」であって、接続時に写し出された、場合によっては待機室内などで長く晒される名前やアイコンによって先入観を抱かせてしまうことはあり得ますし、それがその直後に展開する採用選考=面接に影響を及ぼす可能性は考えられる、ということは理解しておいてもらいたいと感じます。
無難と言う言葉は好きではないかもしれませんが、しかしこんなところで挑戦する必要もないと感じます。
どうせチャレンジするなら別のタイミングで、というのが私からのアドバイスです。
それらを理解した上で、そのままの名前やアイコンを利用するのであれば全く問題ありませんが、そうとは知らずに接続して、一瞬写し出されたハンドルネームやアイコンで動揺してしまい、直後に始まった面接がグダグダになってしまうことがないよう、事前のアナウンスとしてお伝えしておく次第です。
万全の状態で面接を迎え、存分に実力を発揮されるよう応援しています!